10年前の写真。
2006年12月10日昨日、不意に彼が、うちに弟弐の写真がある、と。
掃除してて見つかったらしいけど。
日付が、ちょうど10年前の、高校卒業式の日らしいのだ。
でも、彼が撮ったのか、あたしが撮ったのか・・・などなどが、思い出せない。
で、今日、夕食後に、その肝心の写真を彼が持ってきてくれた。
「あぁ〜!」
なんて若い・・・そして、なんて細い!(笑;)
そういえば・・・この日、卒業式が終わってから、
寮で送別会をしたんだかで・・・迎えを頼まれたから、
彼と二人で車で迎えに行ったんだったっけ。
思い出した。
で、玄関前で撮ってるから、多分、写真を撮ったのはあたし。
彼が「あんまり使わないから」と、PENTAXの1眼レフを
あたしに貸してくれてたから、普段から持ち歩いていたそのカメラで
あたしが撮ってあげたんだと思う、多分。
平成8年、3月19日。
卒業証書を手にした弟弐の、
ちょっと照れてる、誇らしげな学生服姿だ。
カメラは苦手なのか、遺影に使う写真を探していてわかったけど、
この子の笑ってる写真が、本当に少ない。
そんな中での、ちょっといい表情をした写真なんだな。
撮り手が家族だからかな、なんて、あたしもちょっぴり嬉しい。
・・・まさか、10年後に死んでしまうなんて、さ。
生きていれば、
「細いねぇ〜!若いねぇ〜!カワイイねぇ〜!」
きゃははーって、笑って見せたんだろうけど。
そんで、あんたはきっと
「なっ・・・懐かしい感じがするねぇー」
って、照れ隠しのまばたきをパチパチしながら、
あたしにそう言うんだよ・・・でも。
あんたはいない。
この懐かしさを、もう永遠に
あんたと共有することの出来ない寂しさをもって
細いねぇ、若いねぇ・・・って、
あたし一人・・・
あたし一人で、泣きながら眺めるだけなのだ・・・。
あと2週間で、クリスマスがやってくる。
あんたが欲しがるから毎年注文していた
チキンも、ケーキも、もう予約することはない。
寂しいクリスマス、一番最初の年を、迎える。
掃除してて見つかったらしいけど。
日付が、ちょうど10年前の、高校卒業式の日らしいのだ。
でも、彼が撮ったのか、あたしが撮ったのか・・・などなどが、思い出せない。
で、今日、夕食後に、その肝心の写真を彼が持ってきてくれた。
「あぁ〜!」
なんて若い・・・そして、なんて細い!(笑;)
そういえば・・・この日、卒業式が終わってから、
寮で送別会をしたんだかで・・・迎えを頼まれたから、
彼と二人で車で迎えに行ったんだったっけ。
思い出した。
で、玄関前で撮ってるから、多分、写真を撮ったのはあたし。
彼が「あんまり使わないから」と、PENTAXの1眼レフを
あたしに貸してくれてたから、普段から持ち歩いていたそのカメラで
あたしが撮ってあげたんだと思う、多分。
平成8年、3月19日。
卒業証書を手にした弟弐の、
ちょっと照れてる、誇らしげな学生服姿だ。
カメラは苦手なのか、遺影に使う写真を探していてわかったけど、
この子の笑ってる写真が、本当に少ない。
そんな中での、ちょっといい表情をした写真なんだな。
撮り手が家族だからかな、なんて、あたしもちょっぴり嬉しい。
・・・まさか、10年後に死んでしまうなんて、さ。
生きていれば、
「細いねぇ〜!若いねぇ〜!カワイイねぇ〜!」
きゃははーって、笑って見せたんだろうけど。
そんで、あんたはきっと
「なっ・・・懐かしい感じがするねぇー」
って、照れ隠しのまばたきをパチパチしながら、
あたしにそう言うんだよ・・・でも。
あんたはいない。
この懐かしさを、もう永遠に
あんたと共有することの出来ない寂しさをもって
細いねぇ、若いねぇ・・・って、
あたし一人・・・
あたし一人で、泣きながら眺めるだけなのだ・・・。
あと2週間で、クリスマスがやってくる。
あんたが欲しがるから毎年注文していた
チキンも、ケーキも、もう予約することはない。
寂しいクリスマス、一番最初の年を、迎える。
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