正月に、仏壇に供え物が必要じゃないのかと、母親が。

…?;

グソー正月とごっちゃになってるな?と思ったけど、あえてアタシは何も言わず。

考えて、買ってきなさいよ、と言う。

…♯

冗談。
そう言って、せっかく買ってきたモノに文句をつけるのも、ほかでもない、このハハ。
過去にそれで、弟壱も弟弐も、ハハになじられているのだ。
そんなのはまっぴら。
だから、

オードブルと、
ほかに何を買ってくればいいわけ?

と、あくまでも判断をハハに委ねた。

供え物さ。果物とか。

…。

あの世の正月はちゃんと別であるというのに。

でも、年寄りのワガママなのだ。
ハハがそうしたいのなら、言う通りにすればいいや。
クリスマスや正月のご馳走は、弟らのためだったから、
今年いきなりハイ無しよ、
というのが、受け入れられないのかもしれない。
そう思って、
腹立たしい思いを握り潰す。

どうやらアタシの方は
弟弐の存在がないことを
すっかり受け入れてしまってるようで。

見る夢の中に、弟弐の姿が
ない。
父と、ハハと、弟壱と、アタシ。
弟弐よ。
アタシの見る夢に、
お前の姿が、ない。
お前だけが、
居ないんだよ…

卒業式で泣かない女の子のごとく、
アタシは
冷たい人と言われるのかな、
ひと昔前の歌のごとく。
しっかりしてるねと
言われてしまうのかな。

それに一番戸惑って
不安になってるのは
誰でもない、
この…
アタシ自身なんだよ!(涙)

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