と、思った。

あまりに弟弐にそっくりで
(見た目は思いっきし負けてたけどね;)。

話すときの、
緊張して目をしばたたかせるところとか、
慌ててちょっとどもり気味になるところ、
照れて目線が泳ぐところなんか。

思わず
お仕事モード
じゃなく、
姉ちゃんモード
にギアが入った(笑;)。

「…確認しておきますね。」
「ハイ。」

その返事の仕方も、本当にそっくりで。
今、こうして思い返すと、
顔や背格好はちっとも似てなかったのに、
弟弐が、他人の姿をして会いに来たのではなかったかと。
そんな気すら抱いてしまって、涙が出てしまう。

来月に入ってすぐ、ジュールクニチー(旧十六日)。
あの世の、お正月。
でも、
あんたはたまにあわてんぼうだったから、
昨日のあたしとハハの
「旧正月にはオードブル買ってきて」
って会話を
仏壇の線香の煙の向こうで聞いていて、
ちょっと早めに、帰ってきたんでしょ?(笑)

いつもみたいに、
鼻歌うたいながら、食べたらいいよ。

ハハはきっと、
これからずっと、
あんたのためだけに、
オードブルを買ってくるんだから。

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