猛暑とはいえ、この島の最高気温は、本土のそれに比べると、なんだか涼しく感じるから不思議・・・?
でもあれだ、戻り梅雨、とかなんとかって言葉はあるのかしら?ってくらい、雨が多いような。
こないだチラッとラジオから聞こえてきたのは、日照時間。
意外や意外、この島の日照時間は、全国でも下から数えた方が早いくらい、短いんだそうな(年間の)。
確か・・・聞き間違いでなければ、「最下位」と言ってたような気が。
積乱雲が発達しやすいからとかなんとかで、雲が多いんだそうな。
(あれ?ってことは・・・真夏の日照時間の話だったのかしら?)
確かに・・・すこーんと抜けるように高い、青い空は、夏休みをあけてからだ。
窓を開けると、遅めに地上に出てきたセミが、鳴いていた。
まだ、クマゼミが鳴いている。
それだけで、まだ真夏だ、って思える。
でもね、今日みたいに、
真冬を思わせるような、黒い、ひくーい雲が立ち込めて、
日差しがそれほど届かないとき。
空を眺めてると、なんとなーく、
秋も近いな・・・って気がしてきた。
夕刻に、あの山の林から
シャウー シャウー・・・
もしくは
ケーン ケーン・・・
ひときわ高く、乾いた声のセミの鳴き声が聞こえたら、
もう確実に、秋。

ここんとこ、ずーっと天気も悪いけど、
湿気がね;
ジメッとしてるから、それほど暑く感じなくても、つい
窓を閉め切って、クーラーのドライをまわしてしまう
(ま、普段からドライしかまわしてないけどね)。
今日は3回も洗濯機をまわしたので、なおさらジメジメ。
思ったよりも風はないし。
なので、夕方から早々と、ドライ・オン!

♪ラジオメモ♪(久しぶりだな)
When You Wish Upon A Star
Lee Oskar
(ジェットストリーム。この、ハーモニカ?を聴いてると・・・無印良品の店内BGMでよく流れていた曲とかを思い出すなぁ・・・あれって、CD出てんのかな?)

ジメジメした気分を切り替えるべく、久しぶりにケーキ作りにトライしたんだが・・・。
これまでの中で、一番、自分にハラが立って、ぶつけようのない怒りに殺意すら覚えた・・・;

いつもの、ドライパパイヤを使っての、パウンドケーキなんだけど。
砂糖の代わりに、飴玉を使おうと思ったのよ。

飴玉は、腐っても「飴玉のまんま」だった・・・。
※↑「腐っても鯛」の用法誤りです

普段は三温糖を使ってるのを、出産祝いのお返しでいただいた角砂糖を使ったり、人様に食べていただく分だからと(色見も考えて)グラニュー糖使ったりしたことはあったんだけど・・・。

考えてみたら、飴玉って、常温であの形を保ってるわけじゃん?
いくらレンジでチンして温めたって、基本的に粘度がハンパないわけだ。

レシピで120gの砂糖、ってところを
数個ほどは角砂糖にして、残り全部、飴玉。
入れ物(汁椀。ウサギの絵のある、赤いの。ひな祭り商品だった)についていた、一握りほどの、和風の飴玉ね。
赤と緑と白の縦じま(←ん?)の飴玉と、
クリアピンクとクリアレッドの縞々の、飴玉。

ぜーんぶひっくるめて、レンジでチンしてみた。

着色料も溶け出して、びみょ〜な色に・・・;

水あめみたい・・・っていうか、ちょっと時間が経つとすぐに固まってしまうのは、水あめよりタチが悪いぞ#

もうね・・・超超超超!粘度高い水あめ。
かき混ぜてるスプーンについたのなんか、ソッコウで結晶できるくらいに冷めて固まっちゃうの。
なんかね・・・ロウソク?
ロウソク扱ってるみたいなのよ・・・それも、超〜!粘度のたかーい、ロウを。
いやじゃーん、そこらじゅうが汚れんだよー;
すぐに固まってゆくから、もう冷めてんのかな?と思って指突っ込んでみたら、
「アチッ!」
思いっきりあっついまんま(涙
表面にうっすら膜を張ってるロウに、うっかり指ふれてしまったみたいな熱さ;

どうしても液体になってくれないから、
レシピの手順を無視することに(大筋では手順どおりなんだけど;)。

無理やり陶器のボウルに移して、
500Wのレンジで、何度も何度も、30秒ずつ温める。
さらっとしたところで、バターを投入・・・ところが、

分離・・・ _| ̄|○

こんだけ熱いのに、混ぜても混ぜても、分離したまんま・・・。
まぁ、他の液体と接したことで、トロリとした飴玉の塊にはなったけどね・・・;

これまた何度も何度も、30秒ずつ温めては、かき混ぜる・・・これを繰り返す。
んで、あらかじめ温めて冷ましておいた、ラム酒まぶしのドライパパイヤを、汁ごと(っつっても、ほとんどないけど;)投入。

また温めてかき混ぜて・・・飽きたところで(!)小麦粉とベーキングパウダーの振るっておいたのを、3回くらいに分けて投入。
入れては混ぜ、入れては混ぜ・・・。

(おっ・・・!)

ここだったね、光が見えてきたの。

それまで・・・あの、あの「重曹の入れすぎで苦い!」マドレーヌを焼いた時以上の、
「やっちまった・・・#;」感がね。
焼いてみたら、失敗☆・・・ってんじゃなくって、
手順の最初の時点で、もう(その材料を)持て余している、っていう・・・
本当に、そこらじゅうを腕でザザーッと床に落としたい衝動に駆られたサ★
でも、ほら・・・生理始まったばっかだからさ!と、必死で自分を制したね←あたしエライ(涙)(←か?;)

小麦粉を入れると、水分吸ってますますガチガチに砂糖の塊と化するんじゃないかと心配だったけどさ・・・大丈夫だった。
多分、バター(トップバリュセレクトの発酵バターを愛用)の作用かな?と思うんだけど。
なんとか、全部投入し終えた頃には、思ったよりも・・・っていうか
一番最初の、

「ただ飴玉が集団でやわらかくなってみただけでーす(はぁと)」

的な、憎ったらしいどろーりとした塊よりも、
ずっとずーっとゆるい、ケーキ生地「っぽいモノ」が出来上がった。

(おおおぉ・・・!)

もう心の中で感涙;

(でも、見るからに砂糖が濃そう〜な感じ)←ザラザラ感が・・・;

なので、いいかどうかわからんけど、お菓子の材料箱から、アーモンドプードル(賞味期限ギリギリだった)ひと袋全部(っつっても30gだけど)を投入して、かき混ぜた。

(ン!いいかも!)

焼いちゃえ焼いちゃえ。
どうせ失敗品なんだから(オイ)
百均で買ってあった、タネを直接入れてすぐ焼ける紙のパウンドケーキ型に、全部投入〜。
んで、オーブンへ。

これがねぇ・・・。

びっくり。
ちゃんといつものケーキらしく、焼きあがってた。
でも、温度が若干高かったみたい?で・・・中がまだ生だったので
ホイルで覆ったりして・・・結局、だいぶ長ーいこと焼いたな・・・;

結果。

いつも通りに焼きあがったよ?(焦)

いや〜・・・
いろいろな意味で、なんかスゴイと思った・・・;
あれだけ、マジで発狂しそうになったっつーのに(笑)あっさりとゴールにたどりついちゃった・・・脱力、みたいな・・・?

でもね、思った。
切り分けて(冷凍保存するためにさ)
出来はむしろ(あーんな状況だったっつーのを考えると)上出来すぎる!っていう切り口を眺めてさ・・・

市販のケーキって、本ッ当ーに!砂糖と油が多いんだわ・・・;

って。
それくらい、思いがけずに、市販のパウンドケーキに近かった。

だから。

なんとなーく、フ・ク・ザ・ツ・・・。

・・・ま、これで当面おやつには困らないから、いっか♪

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