家の前に、車がいっぱい。

おかげで、こっちが車止められない。

(なんでだろ・・・なんかあった?)

瞬間、忘れていた嫌な光景が、脳裏にフラッシュバック。

弟が死んだ日も、こうだったんだ。

携帯に繋がらないからと、直接職場にかけつけて知らせて来た
親戚のにいにいの車に乗って、帰ってきた自宅。

その時点では、耳の悪いアタシはてっきり
親戚の誰かの子供が亡くなったのだと思い込んでいた。
(→「だから、いろいろと手伝えよ」ってことで車で送られたとばかり・・・)

家の前には車がいっぱい止まってて、隣の家までも。

なんで、親戚の子が亡くなったのに、
あたしの家に人がいっぱいいるんだ?

亡くなったのは、親戚の誰かの子供じゃなくて、
あたしの弟だった、ということに気付くのは、
実は、父や親戚らの会話を聞いてて、
頭の中でその会話を反芻して、からだった。

今だからいえるんだけれどもね。

まさか、正面きってあのざわざわした場で
「誰が亡くなったの?」
って、聞けなかったんだもの
(口にしたら絶対、冷たい視線浴びるわ・・・って思って)。

だから・・・妙に家の前にたくさん車が止まってるなぁ・・・って思って、
「あの日」を思い出したとき、『えっ!?』って思った。

(まさか、次は誰・・・!?)

って。

・・・なんと、職場の同僚が、あたしん家の前で、他の車にぶつけちゃったから、だったみたいで・・・。
本人も、家族にも(そして多分、相手方にも)ケガはなかったようなので、ひとまず安心したけど。
ここんとこちょっと大変そうだけど・・・大丈夫かなぁ。
今度会社で会ったら、声かけてみるつもりだけどさ・・・。

それにしても、ちょっと、心臓に悪い光景だった・・・;

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索